2006年9月21日 (木)

復習しました

リンク: Yahoo!ニュース - 時事通信 - トールキンの未完作を息子が完成=来年出版、第2の「指輪物語」か.
記事にある「チルドレン・オブ・フーリン」とは
フーリンの息子トゥーリンのことだと思われます。
指輪物語よりもはるかに前、第1期の話でいわゆるボスキャラは
モルゴスというトールキンの世界では神様格の存在。
LOTRのボス、サウロンを従え、ガンダルフがようやく倒した
バルログを何匹も率いていた真のボスキャラ。ガンダルフが
闘ったのはこの第1期に活躍したバルログ軍の最後の
生き残りだったということになっています。

アラゴルンがハッピーエンドの英雄物語なら
トゥーリンのストーリーは悲劇の連続です。
しかも父親のフーリンはトゥーリンが幼い頃に
モルゴスに囚われ拠点を白状しなかったために
山の上の石の椅子に縛られ一族に悲劇が降りかかるように
呪いをかけられ、死ぬこともできずにその
一族の悲劇を見届けさせられることになる、という
なんの救いもない悲しい物語。

終わらざりし物語という設定本もどきに書かれているのですが
シルマリルの物語の外伝的な本というか・・・
このシルマリル自体が第1期、第2期(LOTRの前の時代)
にあった出来事をあらすじ程度につづった
歴史設定資料集みたいな本なのですね
で、どうやらトールキンは書きかけの原稿があったようで
息子がこれを完成させた、ということのようです

一族に降りかかる救いようのない悲劇を見届けるフーリンも
描くであろうこの話、翻訳が出たら買おうかなぁと思います。

で、なんでチルドレンと複数形なのか、フーリンには
トゥーリンという息子のほかに娘がいるからなんですね
しかも、行方不明の妹をトゥーリンは
救出するのですが、妹は記憶をなくしており
彼も妹とは気付かずに結婚してしまうわけです
その後はまぁ本を読んでもらうとして・・・

話としてはベレンとルシエンの物語のほうが
良い結末なので好きだったりするんですが
まぁLOTRとかぶってしまうのは確か。

トールキンワールドはあちこちに解説サイトが
ありますので興味ある方はご参照ください。

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2005年12月 1日 (木)

相変わらずすごいな

リンク: まるくすタンは眼鏡っ娘 「げに恐ろしきはこんなモノまで商品化してしまう資本主ギ・・・」.
あらゆるものを「萌え化」してしまう昨今、女の子の頭に炭を乗っけた
「びんちょうタン」も脱力感いっぱいのキャラでしたが、とうとうここまで・・・
まるくすタン、れーにんタン、とろつきータン、えんげるすタンだそうです
学園ものに置き換え、内容をエロにした小説だそうな・・・

・・・帽子業界も・・・萌えを狙ったほうがいいのかなぁ・・・

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