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中央区日本橋、三越の裏に日本の金融を担う
あの日銀、「日本銀行」があるのをご存知でしょうか?
有名なあの建物も現存しています。
で、その隣の、位置的には本当に三越の真裏に
博物館があるのをご存知ですか?それがリンクの
「貨幣博物館」日本の貨幣の歴史、世界中の貨幣などが
展示されているミニ博物館なんですね。
休みは月曜と土日以外の祝日。ってことで
昨日貨幣博物館に行ってきました。さすがに日銀の
博物館だけあって「無料」、入館の際は住所の都道府県のみと
一緒に入館する人数だけを記入して入ります。
実物の大判小判、1文銭、豆板銀などが展示されていまして
その中でも最も有名なコーナーが一億円を持ってみることができる
ケースでしょう。それ以外にも現行紙幣の偽造防止技術の
展示や超インフレ時に実際に各国で発行された超高額面紙幣なども
展示。この超高額面紙幣の展示はオススメです。
0が10桁以上もならんだ紙幣なんてここでしか見られないかも
しれません。さすがにそれを超えるものはかなり昔のものなので
BILLION表記になっちゃうんですがね。まぁ0が20以上も
並んだ紙幣じゃ混乱しそうですしね。
で、もう一個、実際に手に取れるものがここにあります
それは分銅金と呼ばれる金塊の模型、多分金メッキですが
小分銅と呼ばれる370gほどの金塊模型を実際に
もってみることができます、もちろんこの分銅も一億円も
持ってみました。せっかくですしね。
分銅は結構重いのを覚悟して持とうとしたつもりでした
ですが、それをはるかに超える重さのためびくともせず。
あわててさらに力をいれようやく持ち上げることができました
金ってあんなに重いんですね・・・
一億円はそうですねぇ・・・A3の用紙2000枚ぐらいの量
といえばわかるでしょうか?なんせ紙なので重いです。
ただ、量としてみるとこんなもんか、とも思ったり。
日本人の平均的な生涯賃金が2億とか3億とか言われますが
あれが2個か3個、と考えるとちょっと切ない気持ちになります
ここはあまり知られていないのか日曜の昼というのに客は
10人もいませんでした、何回も行くとこじゃありませんが
一度は行ってみてもいいかと思います。
お勧めコースは東京駅から日銀へ向かい博物館を見学、そのまま
三越に入ったり御隣のマンダリンのビルにいったり・・・
それから向いの刃物屋にいったり、日本橋で道路の原点を見たり
COREDOにいったりと散歩やデートにいかがでしょうか?
そこから銀座に出るもよし、末広町まで行って秋葉原見物とか
来週なら上野まで出て御花見というプランも。ちなみに
日本橋にも桜並木はあります。旧丸善のあたりです。
で、この博物館で一つの疑問が解けました
室町時代、様々な1文銭が作られたそうなのですが
中には私製の質の良くないものも相当出回ったそうで
そのいいものと悪いものを選り分ける選り銭というのが
横行したそうです、良銭に対し質の悪い私製の銭を
鐚銭(おっ、一発変換できた)といいました。
この漢字なんて読むと思います?
「ビタセン」と読みます。そうです「ビタ一文払わねぇぞ!」
のビタ一文はこの鐚銭1文もことみたいです。
本来はどちらも1文として扱えるそうなんですが
5倍とか10倍とかの交換レートが横行し問題になっていたそうで・・・
いやぁ勉強になりました
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